軽傷ひき逃げの身代わり出頭 新たに1人を逮捕

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島根県警は24日、今月10日に発生した軽傷ひき逃げ事件で容疑者として逮捕された男と口裏合わせを行い、男のアリバイについて虚偽の供述を行っていたとして26歳の男を犯人隠避容疑で新たに逮捕した。この事件では身代わり出頭を行った40歳の男も同容疑ですでに逮捕されている。

島根県警・出雲署によると、問題の事故は10日の午後9時35分ごろ発生した。出雲市今市町付近の市道交差点で、27歳男性が運転するワゴン車と、赤信号を無視して進行してきた乗用車が出会い頭に衝突した。双方のクルマは小破。ワゴン車を運転していた男性が右腕を打撲する軽傷を負った。

信号無視を行ったクルマを運転していた男は、現場にクルマを放置して徒歩で逃走したが、翌日に40歳の男が「自分が運転していた」として警察に出頭。しかし、この男は身代わり出頭を依頼されていたことが後に判明。警察ではこの男を犯人隠避容疑で逮捕するとともに、実際にクルマを運転していたとみられる24歳の男をひき逃げ容疑で逮捕していた。

調べに対して男は容疑を否認。「事故当日は友人と一緒にいた」としてアリバイを主張していたが、警察では友人とされた26歳の男についても口裏合わせを行っていた可能性が高いとして、犯人隠避容疑で逮捕した。

この男も容疑を否認しており、警察ではこれまでに逮捕した3人を厳しく追及。指示の経緯を調べたいとしている。

《石田真一》

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