事故のことを忘れて自宅に帰る 逮捕

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茨城県警は2月25日、茨城県土浦市で電柱への衝突事故で負傷した同乗者ごとクルマを放置し、徒歩で現場から立ち去っていた20歳の男をひき逃げ容疑で逮捕した。男も事故で負傷しており、調べに対しては「意識が朦朧としていた」などと供述しているという。

茨城県警・土浦署によると、問題の事故は2月4日の午前5時ごろ。土浦市神立中央付近の県道を走行していた乗用車が対向車線側に逸脱。そのまま道路右側の電柱に衝突した。事故によってクルマは中破。同乗していた20歳の女性が顔面を強打する重傷を負ったが、運転者は現場から逃走していた。

クルマを運転していた20歳の男は現場近くの自宅に戻っていたことが後に判明した。この男は頭部強打の重傷を負っていたが、朦朧とした意識のまま、いわば帰巣本能のように自宅まで歩いていたこともわかった。

警察では男の回復を待ち、2月25日までに自動車運転過失傷害や道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕した。調べに対しては「意識が朦朧としていたのでよくわからない。気が動転してしまったのかもしれない」などと供述しているようだ。

《石田真一》

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