父親のクルマを乗り回して事故 少年を逮捕

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1日夜、香川県三豊市内の国道11号で、信号待ちをしていた乗用車に対し、後ろからきた乗用車が追突する事故が起きた。クルマを運転していた若い男は現場にクルマを放置して逃走。警察は翌2日に16歳の少年をひき逃げなどの容疑で逮捕している。

香川県警・三豊署によると、事故が起きたのは1日の午後7時5分ごろ。三豊市豊中町笠田笠岡付近の国道11号で、信号待ちの車列に対し、後ろからきた乗用車が追突する事故が起きた。追突後、このクルマは慌ててバックしたために後続車1台も巻き添え被害を受け、結果として車両5台が関係する多重衝突に発展した。

この事故で最初に追突された乗用車を運転していた54歳の女性が打撲などの軽傷を負ったが、追突車を運転していた若い男はクルマを放置して徒歩で逃走。警察では軽傷ひき逃げ事件として捜査を開始した。

警察がクルマの所有者に連絡を取ったところ、約2時間後に所有者の男性が実子である16歳の少年を連れて同署に出頭。この少年が父親のクルマを勝手に乗り回していたことが判明したため、自動車運転過失傷害と道路交通法違反(ひき逃げ、無免許運転)の容疑で2日未明に逮捕している。

調べに対して少年は「無免許運転の発覚を恐れて逃げた」などと供述。容疑を全面的に認めているという。

《石田真一》

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