50年代から続くレースの歴史…日産 Potential for Your Driving

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
50年代から続くレースの歴史…日産 Potential for Your Driving
50年代から続くレースの歴史…日産 Potential for Your Driving 全 7 枚 拡大写真

3月1日・2日に横浜赤レンガ倉庫で開催された、日産のモータースポーツイベント『NISSAN MOTORSPORTS EXHIBITION 2008 Potential for Your Driving』。50年代から続く日産のレーシングカーの数々が展示されていた。

70年代前半のサファリラリーで総合優勝を飾った「HS30」型『フェアレディ240Z』が複数台展示されていたが、壮絶だったのが73年の第21回サファリラリー総合優勝車。フロント部分はノーズなどが取れてしまってラジエターやサスのスプリングがむき出し、ライトは割れまくり、ドアもベコベコで脱落寸前という、30年以上の時を超えて未だにその激闘を生々しく伝えていた。

ルマンに挑戦した車輌も複数台出展されており、そのひとつが「R390 GT1」(97年)。同車は、95・96年に「R33」型『スカイラインGT-R』をベースにしたルマン仕様車「NISMO GT-R LM」(同車は今回デモ走行を行った)のあとを受けて新規開発されたクローズドボディのGTカーだ。さらにその後を受けて開発されたのが、プロトタイプレーシングカーの「R391」(99年)。R390 GT1とは打って変わって、オープンボディとなっている。

90年代後半のレースカーはそのほか、「S14」型『シルビア』をベースにした、全日本GT選手権のGT300仕様の「ザナヴィシルビア」(98年)のレプリカ車も展示。

珍しいところでは、78年の第13回サザンクロスラリー(オーストラリア)の総合優勝車「PA10」型『バイオレット1600SSS』(現地名は『スタンザ』)や、99年の英ツーリングカー選手権シリーズで4部門(ドライバー、マニファクチャラーズ、チーム、プライベーター)を制した「P11」型『プリメーラGT』なども展示されていた。

《デイビー日高》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. スイスポ最終モデルの完全進化形! BLITZが手掛けた“走りと快適”の完熟セットアップPR
  2. これが最後のガソリンエンジンか!? BMW『X5 M』が歴代最強の700馬力オーバーに
  3. 月額500円、新型ドライブレコーダー付き自動車保険 東京海上日動が2026年1月に発売
  4. 新型ハイパーカー『オーロラ』、外観デザイン確定…1850馬力ハイブリッド搭載
  5. 名車「964型ポルシェ 911」を最新の姿に甦らせる、シンガーが最新レストア作品披露へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  4. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る