【新聞ウォッチ】トヨタ、国産小型ジェット開発に参入---朝日報道

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【新聞ウォッチ】トヨタ、国産小型ジェット開発に参入---朝日報道
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気になるニュース・気になる内幕…今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップ、内幕を分析するマスメディアクルージング。

2008年3月5日付

●ディーゼルレガシィ公開、ジュネーブモーターショー、環境にやさしい新型続々(読売・8面)

●トラック運賃軽油価格に連動、物価影響、国交省支援(読売・9面)

●トヨタ、旅客機参入へ、三菱重工系に出資、100億円、国産機開発に弾み(朝日・1面)

●ポルシェ、VW株過半数取得へ、トヨタ追走(朝日・10面)

●リチウム電池、日立がGMに供給(毎日・8面)

●ホンダジェット、カナダでも販売、受注好調(毎日・8面)

●米「称賛される企業」アップル1位、トヨタ5位(産経・8面)

●「プチ」でかわいく、トヨタ、イベント開催(産経・9面)

●道路を問う、派遣酷使の裏で私益(東京・1面)

●ディーゼルエンジン、世界販売の累計トヨタ2000万基(日経・11面)

ひとくちコメント

先日、最近の一般紙の1面トップに企業ネタが増えてきたと書いたばかりだったが、きょうの朝日は「三菱重工業が進める国産小型ジェット旅客機の開発計画に、トヨタ自動車が参加する方向で最終調整を進めている」と報じている。

記事によると、三菱重工が主体となって設立するジェット機製造の事業会社に、トヨタが100億円程度、資本参加する方向だという。国産ジェット旅客機構想は、政府が旗振り役となって進めてきたが、1500億円ともいわれる膨大な開発費が課題の一つ。このため、トヨタの豊富な資金力を当て込んだものと思われる。

90年代にトヨタは航空機事業を展開する方向で進めてきたが、テスト中の事故により中断していた。日本の自動車メーカーではホンダが小型ジェット機の開発で先行しており、米国以外にもカナダとメキシコに販路を広げることを発表している。

F1レース参戦に、パートナーロボット、今度は航空機分野でもホンダと競い合うことになりそうだ。

《福田俊之》

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