【新聞ウォッチ】トヨタ「日の丸ジェット」参入 続報

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気になるニュース・気になる内幕…今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップ、内幕を分析するマスメディアクルージング。

2008年3月6日付

●トヨタ3年連続賃上げ1000円上限回答で調整(読売・1面)

●国産ジェット機への出資、トヨタに加え3商社も(読売・8面)

●ガソリン151.9円 11週ぶり値上がり(読売・8面)

●邦人作、和風スポーツカー、小型軽量、コンセプトは「すし」(朝日・11面)

●環境技術、競うメーカー、ジュネーブで見本市(毎日・9面)

●自動車任意保険 見直しは、シンプルな契約心掛けて(東京・10面)

●韓国でトヨタ車販売、09年上半期メド プリウスなど検討(日経・13面)

●日本車、欧州販売最高へ、環境対応、ホンダ、マツダも攻勢(日経・13面)

ひとくちコメント

三菱重工業が主体となって立ち上げるジェット旅客機製造会社に「トヨタ自動車が100億円程度を出資する方向で最終調整に入った」という朝日の報道を受けて、5日付夕刊に続き、きょうの各紙にも取り上げられている。

特報した朝日は経済面のトップで「日の丸ジェット弾み、トヨタ、新技術期待、国も支援へ積極策」との見出しで「日の丸ジェットの実現を悲願としてきた経済産業省は、世界的な知名度を誇るトヨタの参加を歓迎する。『YS11』以来となる国産旅客機構想が、実現に大きく近づいた」などと報じている。

また、「航空機には自動車に応用できる技術がある。可能性への挑戦という意味で関心を持ってきたことは事実だ」というトヨタ広報の談話も紹介。追随した他紙の掲載記事とは比べものにならないほどの大きな扱いだ。

それはともかく、3つのサステイナビリティに取り組むトヨタにとって、航空機事業が新しい経営の柱になるのかどうか、まずはお手並み拝見である。

《福田俊之》

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