【新聞ウォッチ】原油105ドル台で高値更新、円高ドル安も加速

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気になるニュース・気になる内幕…今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップ、内幕を分析するマスメディアクルージング。

2008年3月7日付

●NY原油一時105ドル台(読売・2面)

●社説:道路特定財源、与野党は修正の道を探れ(読売・3面)

●新日鉄6期ぶり減益、08年3月期予想(読売・10面)

●「ドクターカー」緊急車両に、改正道交法(読売・38面)

●トヨタベア1000円回答へ、最終調整(朝日・13面)

●新車販売「ワゴンR」2月首位(朝日・13面)

●ベンツ2000台リコール(産経・28面)

●ガソリン税「大幅な修正必要」息吹氏と津島氏が一致(東京・2面)

●3月決算予想、経常利益、伸びは鈍化、自動車新興国に的(日経・28面)

ひとくちコメント

ニューヨークの取引所で原油先物相場が続伸。期近の4月物は早朝に一時1バレル105.97ドルを付け、最高値を更新した。きょうの各紙が1面などで大きく取り上げている。

こうした中、原材料や燃料価格の高騰が企業収益を圧迫しており、新日本製鉄は2008年3月期の連結経常利益が前期比6%減の5600億円となり、6期ぶりに経常減益になる見通しだと発表ししている。

また、きょうの日経は3月決算予想を報じているが、自動車は、トヨタ、ホンダ、スズキは過去最高益になる見通しだ。もっとも、今後は「円高の進行が懸念材料」と指摘し「米景気も今後さらに落ち込むようなら影響は免れず、来期は一転、減益になる公算は強い」とみている。

その為替相場は円高・ドル安が進行し、1ドル=102円台に突入、100円割れも目前に迫ってきた。

《福田俊之》

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