「これからは、これがトヨタのマリンという面白い船を出し、変わったこともやっていく」と、トヨタ自動車のマリン事業担当である西川幸男常務執行役員は、6日に開幕した「ジャパンインターナショナルボートショー2008」のブリーフィングで強調した。
トヨタのマリン事業部は1997年、「社内のマリン大好き人間が集まってつくられた」(西川常務役員)。これまでの販売累積は600隻に達する。しかし、まだ赤字だ。
「これからユニットに力を入れていこうと考えている」と西川常務役員。
話によると、自動車の開発メンバーが「トヨタの船は物足りない」ということで手伝ってくれているそうだ。その結果生まれたのが、ドライブアシスト、オートフラップ、除湿機能付きマリンエアコン、である。今後はこれらのユニットを他社にも売っていく方針だ。