アウトモビリ・ランボルギーニは3日、新型『ガヤルドLP560-4』を発表し、続く4日からのジュネーブモーターショーに出品した。新エンジン、改良されたフルタイム4WDシステム、新サスペンションの採用により、パフォーマンスとダイナミクスを向上させた。
ガヤルドLP560-4は、新開発の5.2リットルV10エンジンを搭載、最高出力は560PS(412kW)/8000rpm。旧エンジンと比較して40PS出力が向上した。また、車重は約20kg軽減されたことで、パワー・ウエイト・レシオは2.5kg/PS(hp)になり、パフォーマンスを向上させた。
ガヤルドLP560-4の、0-100km/h加速は3.7秒、0-200km/h加速は11.8秒、最高速度は325km/h。
エンジンは、「Iniezione Diretta Stratificata」システムを採用。大きなパワーアップを実現したにもかかわらず、燃料消費量と二酸化炭素排出量は18%も削減されている。
また、設計の見直しを受けた4輪駆動システム、新サスペンション、最適化されたエアロダイナミクス、軽量化された車体、コンポーネント間の摩擦軽減などにより、高速走行時のトラクション、ハンドリング、安定性の向上にも成功、車両全体の性能が引き上げられた。