6日朝、山形県酒田市内の市道で、乗用車同士が交差点で出会い頭に衝突する事故が起きた。被衝突側のクルマは対向車線に弾き飛ばされ、対向車線を順走してきたスクールバスとも衝突するなど、3台が関係する多重衝突に発展した。
山形県警・酒田署によると、事故が起きたのは6日の午前7時20分ごろ。酒田市麓付近の市道で、丁字路交差点を進行していた乗用車が、右方向から交差道路を進行してきた別の乗用車と衝突。押し出されて対向車線側に逸脱したこのクルマと、対向車線を順走してきたスクールバスか正面衝突した。
バスは右前部が小破。事故当時は小学生2人が乗車しており、いずれも軽傷。逸脱・正面衝突したクルマを運転していた27歳の男性は打撲などの軽傷を負い、近くの病院に収容されている。警察では最初に衝突したクルマを運転していた48歳の男性から自動車運転過失傷害容疑で事情を聞いている。
現場の丁字路交差点に一時停止の標識は設置されていないが、警察ではこの男性が安全確認を怠ったまま、漫然と進入したことが事故の主因と推測している。
