クライスラー、西海岸デザインスタジオを閉鎖へ

自動車 ビジネス 企業動向
クライスラー、西海岸デザインスタジオを閉鎖へ
クライスラー、西海岸デザインスタジオを閉鎖へ 全 1 枚 拡大写真

クライスラーグループはリストラ策の一環として、米カリフォルニア州カールスバッドにある同社の先行開発デザインスタジオ「パシフィカ」を閉鎖し、業務を本社のあるミシガンに移す計画を発表した。

パシフィカスタジオは同社の最先端デザイン開発の場として知られ、これまで日本人デザイナー、土屋あきの氏による『アキノ』を含め、様々なコンセプトカーデザインを生み出して来たところ。

チーフデザイナーのトレバー・クリード氏は本社に移ってもクライスラーのデザイン統括として残るが、現在スタジオで働くデザイナー20人はレイオフや部署替えを含めるなんらかの影響を受けることになる。閉鎖時期など詳細は後日発表される。

カリフォルニアに最先端のデザインスタジオを置く、というのはアメリカのほとんどの自動車メーカーがこぞって進めて来たトレンドだが、最近になってカリフォルニアに本社がある日本や韓国のメーカー以外ではこのようにデザインスタジオ閉鎖の動きが目立つ。グローバル化の時代、場所とデザインの関連性は意味を失って来ているということかも知れない。

《Sachiko Hijikata, US editor》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 水平対向8気筒エンジン搭載バイクが登場…5月の二輪車まとめ
  2. デリカ『D:6』が登場⁉ 三菱 D:5 がフルモデルチェンジへ…5月の新型車スクープまとめ
  3. スズキ『カプチーノ』復活! 新型スポーツカー情報
  4. AT車も大幅出力アップ…ブリッツから『ジムニー』用・専用ECU付きボルトオンターボシステムが登場
  5. BMWが「iDrive」システムを改良…今夏から欧州で
  6. [15秒でわかる]スバル『BRZ』販売終了…新型の行方は
  7. 日産、新型ミニバン『タウンスター・エバリア』を欧州で発表…5月の新型車まとめ
  8. PIAAからヘッド&フォグ用LEDバルブ 6000K「超高輝度」シリーズ・5製品が登場
  9. ジープの新型EV『ワゴニアS』、オフロード仕様を提案…「トレイルホーク」発表
  10. スバル『BRZ』現行モデルが生産終了、新型登場かマイナーチェンジか
ランキングをもっと見る