トヨタ、米2工場で生産調整…続

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トヨタ自動車は14日、大型ピックアップトラックなどを生産する米国2工場で、近く生産調整を行う計画を明らかにした(既報)。ガソリン価格の高騰などにより販売が低迷している車種を減産する。

対象となるのはテキサス工場とインディアナ工場で、テキサスはピックアップの『タンドラ』、インディアナはタンドラのほか大型SUVの『セコイア』、ミニバン『シエナ』を生産している。

フル生産時の両工場の能力はそれぞれ、年20万台と35万台。両工場の生産車種はいずれも昨年末以降、販売が低調となっている。

ラインタクトを遅くして調整するが、減産規模については明らかにしていない。トヨタは「需要動向に応じ、生産は常に柔軟に対応している。足元の北米需要に応じた稼動調整を行う」(広報部)としている。従業員の削減などは行わない。

《池原照雄》

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