アーレスティは、7日に火災事故を起こしたアーレスティ栃木が、19日からマグネシウムダイカスト工場の生産を再開すると発表した。
栃木工場は今月7日、マグネシウムダイカスト工場で火災が発生、従業員2人が死亡した。
事故は、マグネシウム切削屑を入れる容器を補修するため、アーク溶接を行った際、火花が容器に入っていたマグネシウム切削屑に引火・爆発した模様で、現在消防と警察が原因を調べている。
火災発生後、同工場では生産を中止していたが、18日までに破損した建物などを修復、安全確認して19日から生産を再開する。
同社では、従業員に対する安全の再教育、溶接作業のルールの見直し、マグネシウム切削屑の管理の厳密化を徹底して再発防止策を講じるとしている。
マグネシウムダイカスト製品は、在庫による供給で製品供給に支障は無いとしている。