業界大手の二輪車用品販売店チェーン「ナップス」は、東京・世田谷店を15日にリニューアルオープン。全商品10%引きのセールに多くの人が訪れ、用品取付やオイル交換などの持ち込み車両の作業時間に、最大4時間の待ち時間が出るほどの盛況だった。
開店から6年目を迎え、初めての全面改装。ゆったり買い物ができるよう今までより売り場面積にゆとりをもたせた。家族連れでも利用できるキッズコーナーや、休憩所を増やしたほか、書籍を座り読みできるスペースも作った。
1階をオートバイメンテナンスなどで便利に使ってもらえるコンビニエンススペース、2階をオートバイライフを楽しむライフスタイルのスペースと位置づけた。
「バイクユーザーに40、50代の方が増えたこともあり、バイクの楽しみ方が変わってきた。改装はそうした変化に対応したもの。従来のカスタマイズやドレスアップというコアな人たちだけでなく、大きな趣味のひとつとしてオートバイを楽しむ外車ユーザーも満足できるトータルでバイクライフをサポートできる空間にしたい」(山田公店長)
同店独自のセールは終了したが、バックやナビなどが割安なツーリングキャンペーンを引き続きナップス全店で展開する。