【GARMIN ForeAthlete 305使ってみた (3)】専用ソフトで記録したデータを分析 ダイエットにも有効

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【GARMIN ForeAthlete 305使ってみた (3)】専用ソフトで記録したデータを分析 ダイエットにも有効
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専用ソフトで記録したデータを分析

走り終わったらさっそくデータをForeAthleteからPCに転送。専用ソフトの「トレーニングセンター」で分析する。このソフトにはいろいろな機能があるが、もっともよく使うのはグラフだ。ペース、速度、心拍数などを折れ線グラフで表示でき、自分のやっているトレーニングが適切かどうか判断できる。

グラフではペースの変化なども参考になるが、なんといっても興味深いのは心拍数だ。ほとんどの人は運動時の自分の心拍数など考えたこともないだろう。しかしこれが非常に重要なのだ。

グラフを見ると心拍数が最高になるのは走っているときより走るのをやめた直後であることが分かったりして面白い。しかし面白いだけではしかたないので、ダイエットを例に基本的な心拍数の管理について説明しよう。

◆GPSデータを活用して効果的にダイエット

ダイエットでは有酸素運動が有効で、そのためには心拍数がグラフのゾーン2〜3(心拍数115〜150/分)あたりになるようにするといい。早く効果を出したいからとゾーン4まで上げてしまうと無酸素運動になってしまい、ダイエットとしては効率が悪くなる。

効果的にダイエットをするには心拍数がゾーン2〜3の範囲内で一定になるペースをつかみ、それ以上にペースを上げないこと。もし余裕があるなら、そのペースのままで距離を伸ばしていけばいい。また、毎日同じ運動を続ければ同じペースでも心拍数が下がるが、その場合は心拍数が下がらないようにペースを上げていった方がいい。

ダイエットではなく運動能力を向上させたいなら、逆に心拍数を積極的にゾーン4に入れ負荷をかけていく必要がある。以上、基本的な説明だが、心拍数を把握することが非常に有効であることがお分かりいただけるだろう。

そのほかトレーニングセンターではトレーニングのスケジュールを立てたり、走ったコースを編集することなどができる。また、データはインポートやエクスポートができるので、友達のデータをもらって走りの違いを分析するといったことも可能だ。

◆GPSは道案内だけのものではない

北米市場においてGARMINは、車載用途のPNDからアウトドア用のハンディGPS、船舶、航空機など、数多くのGPS機器をリリースしている。GARMINシカゴストアのジョエル・アポストル店長によると、コンシューマー向けに限って言えばこのフィットネス用GPS(北米市場ではForeRunnerという名で販売されている)はPNDに次ぐ売れ行きという。腕時計も、GPSと結びつけることで実用性が大きく拡がるということはお分かりいただけだろう。

GPSというと、ついついカーナビ=道案内という発想をしてしまいがちだが、道案内だけではない、位置情報活用のヒントは意外なところに転がっているのかもしれない。

《山田正昭》

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