日産、ISO14001を取得 商品・開発プロセス業務

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日産自動車は、同社の商品・開発プロセス業務について、環境マネジメントシステムの国際規格である「ISO14001」の認証取得が日本自動車研究所・審査登録センターから認められたと発表した。

日産では、2006年12月に発表した同社の中期環境行動計画「ニッサン・グリーンプログラム2010」の中で、グローバルなCO2マネジメント体制の確立と2008年度からの運用開始を宣言している。今回、商品開発領域での確実な達成を目的に1998年度にISO14001認証を取得した商品・開発プロセスのマネジメントシステムを新たに見直した結果、グローバルでの一貫したプロセスの構築が可能となり、環境マネジメントのPDCA(プラン・ドゥ・チェック・アクション)をより効果的かつ効率的にまわしていく仕組みが確立できたと、している。

また、同システムの商品開発業務における適用地域を、日本の自動車メーカーとして初めて従来の国内からグローバルに拡大した。

商品・開発プロセスの環境マネジメントシステムの変更で、ニッサン・グリーンプログラム2010に基づき「CO2排出量の削減」、「エミッションのクリーン化」及び「資源循環(リサイクル)」の3つを重要課題とした取り組むこと、CO2排出量の削減を着実に推進していくため、QCT(クオリティ、コスト、タイム)に新たにCO2を加え、「QCT・C」とした商品開発業務におけるCO2マネジメントを実行する。さらに、グローバルでの商品開発業務のマネージメントスキームを構築する。

日産では、今後この活動を継続的に推進するとともに、「ニッサン・グリーンプログラム2010」を中心とした環境への取り組みを一層強化していく。

《レスポンス編集部》

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