燃費の良い車、07年のベスト10を発表 国交省

エコカー 燃費
燃費の良い車、07年のベスト10を発表 国交省
燃費の良い車、07年のベスト10を発表 国交省 全 9 枚 拡大写真

国土交通省は28日、2007年の燃費の良いガソリン乗用車ベスト10を公表した。最も燃費の良いガソリン乗用車は、小型・普通自動車ではトヨタ『プリウス』(35.5km/リットル)、軽自動車ではダイハツ『ミラ』(27.0km/リットル)だった。

燃費は、法令により定められた走行パターンである10・15モードを全車一律に適用した場合の燃費値で、ユーザーが実生活で車を使用して得られた燃費(実用燃費)を統計処理したものではない。

実用燃費では、IRIコマースアンドテクノロジーが27日に「e燃費アワード」として、車のタイプ別に、輸入車も含めて12部門のランキングを発表している(国交省は2部門)。プリウスはe燃費アワードでは小型セダン/ワゴン部門でトップ、軽自動車部門はスバル『R2R』が首位に位置している。

国交省リストの対象は、07年末現在販売されているガソリン乗用車で、自動変速機を有するもの(AT車またはCVT車)。ユーザーにより有用な情報を提供できるよう、市販車の約96%を占めている自動変速機車のみを対象とした。

また国交省は、ベスト10を発表するとともに、自動車(型式認証を受けた自動車に限る)の燃費性能を整理した冊子「自動車燃費一覧」を作成した。

国交省のリストは複数の車種を同一条件で走らせた場合の燃費を比較できるが、実世界では、たとえば長距離巡航が多ければ燃費は良くなり、反対にストップ&ゴーが増えれば燃費は悪くなるように、車の使用環境によって燃費は大きく変わる。

《高木啓》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. そのホイール、何年使ってる? 知られざるアルミホイールの寿命と見極め術~カスタムHOW TO~
  2. ファン必見!『ミニGSX-R』は1000台注文あれば販売される!?「鈴鹿8耐」最注目の“スズキの隠し球”
  3. ダンロップのオールシーズンタイヤが安く買えるようになる?…独占禁止法の疑い
  4. 2人乗りの特別なトヨタ『シエンタ』登場に「日本一周したい」「こういうの欲しかったんだよ」など反響
  5. フォード『ブロンコ』が60周年、初代をオマージュした記念パッケージが登場
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る