【新聞ウォッチ】きょうから読売、朝日も「デカ文字」

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気になるニュース・気になる内幕…今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップ、内幕を分析するマスメディアクルージング。

2008年3月31日付

●「携帯」規格を統一、次世代端末に互換性(読売・1面)

●ドキュメント、ガソリン税、あと1日、首相「あきらめぬ」(読売・3面)

●首相の一般化案賛成58% 道路財源、現状維持反対55%(朝日・1面)

●高速道資材、最大手、手抜き試験(朝日・39面)

●出光など3社、ガソリン卸値23円下げ(毎日・1面)

●暫定税率きょう期限切れ(東京・1面)

●波乱の新年度入り、政治に市場に揺れる4月(日経・1面)

●川重、二輪車テコ入れ 全国に大型ショールーム(日経・9面)

ひとくちコメント

きょうで揮発油税などの暫定税率が期限切れを迎え、あすからガソリン価格は1リットル当たり約25円下がることになる。

新年度がスタートするのに伴い、世の中の動きも大きく変化することになるが、新聞を見れば、毎日が昨年暮れに火を付けた紙面の「デカ文字」競争も、きょうから読売と朝日が大きな文字に刷新、これで日経を除く一般紙すべての活字が拡大したことになる。筆者のように「ものが見えにくくなった」シニア世代には大きな文字はありがたい。

だが、文字が大きくなって情報量が減るのではないかという疑問も浮かぶ。たとえば、暫定税率の問題にしても国会での論争は日替わりメニューで報じられているが、「受益」と「負担」の原則から暫定税率の撤廃と一般財源化反対の署名を行った1000万人以上の自動車ユーザーの声はほとんど取り上げられていない。

「読みやすい」デザインもいいが、読者は「わかりやすい」質の高い記事を期待する。

《福田俊之》

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