イエローハットは、子会社のホームセンターサンコーの保有株式をダイキに売却すると発表した。
同社は、業績が悪化しているため、カー用品の卸売・小売を中心事業とするグループの連結経営強化を図る目的に、限られた経営資源の「選択と集中」を進めている。
サンコーは、熊本県を中心にホームセンター14店舗、ペット&グリーン5店舗を運営している企業。カー用品を販売しているものの、イエローハットの主力事業であるカー用品の卸売・小売とは市場が異なり、シナジー効果が少ない事業となっている。
このため、同業であるDCMジャパングループのダイキに売却することにした。
イエローハットはサンコーに82.55%出資していたが、保有全株式を売却する。今回の株式売却で今期、連結決算で6億円を特別損失を計上する。業績見通しは現在精査中で、見通しがついた段階で公表するとしている。