全体相場は反発。前日大幅安だったとあって、米国株の反発を受けて買い戻しが優勢となった。
もっとも、日銀が発表した3月の「短観」(短期経済観測)は大企業中心に景況感の悪化を裏付ける内容となり、上海株が大幅下落。スイス系金融機関の損失拡大が伝えられるなど、内外経済環境の不透明感は根強く、平均株価の上値は限定的だった。
円相場は1ドル=100円台に軟化したが、自動車株は高安まちまち。
トヨタ自動車が前日比50円高の5020円と5000円台を回復。ホンダも50円高の2895円と反発し、いすゞ、マツダがしっかり。
一方、日産自動車は4円安の820円と続落。ダイハツ工業が3円安の1194円と反落し、富士重工業、スズキがさえない。