猛烈な速度で追い越し、対向車と正面衝突

自動車 社会 社会

3月29日夕方、青森県青森市内の国道4号・東バイパスで、強引な追い越しを仕掛けた乗用車が対向車など2台と次々に衝突する事故が起きた。この事故で対向車を運転していた女性など4人が死傷。警察は後に19歳の少年をひき逃げ容疑で逮捕している。

青森県警・青森署によると、事故が起きたのは3月29日の午後5時20分ごろ。青森市野内字山王林付近の国道4号・東バイパス上り線を走行していた乗用車が前走車数台を追い抜こうと猛スピードで対向車線側に進出。直後に下り線を進行してきた軽乗用車と衝突。弾き飛ばされた軽乗用車が、上り線を走行していた乗用車と衝突した。

3台のクルマは大破。最初に衝突したクルマを運転していた53歳の女性が全身を強打して間もなく死亡、上り線の乗用車に乗っていた3人が打撲などの軽傷を負い、近くの病院に収容されている。

逸脱側のクルマを運転していた若い男は、その場にクルマを乗り捨てて徒歩で逃走。警察が付近を捜索したところ、隠れていた19歳の少年を発見。この少年がクルマを運転していたと断定し、道路交通法違反(ひき逃げ)などの容疑で逮捕した。

現場は片側2車線の直線区間。少年のクルマは信号無視を続けながら150km/h以上の速度で進行していたとみられ、警察では危険運転致死傷容疑の適用も検討している。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  2. 中国マイクロEV『小馬』10万台を販売した「かわいいペット」戦略
  3. 快進撃のヤマハ、次は「親しみやすいスーパースポーツ」で勝負!?「鈴鹿8耐2025」注目の1台
  4. ホンダ『プレリュード』新型、インドネシアでは「オールブラック」なプロトタイプを初公開
  5. 「日本版より洒落てる」2026年モデルの米国版トヨタ『カローラ』発表に、日本のファンも注目
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る