豊田通商、特定輸出者の承認取得

自動車 ビジネス 企業動向

豊田通商は、特定輸出申告制度に基づいた「特定輸出者」承認を名古屋税関から取得したと発表した。

特定輸出申告制度は、国際的な貿易におけるセキュリティ強化と貿易円滑化を図るため、コンプライアンスに優れた事業者をあらかじめ「特定輸出者」として認定し、保税地域などに貨物を搬入することなく輸出申告し、輸出の許可を受けることが可能となる制度。

認定を受けると保税地域などへの搬入以前に輸出申告が可能となり、船積までのリードタイムの短縮が図れる。また、税関による審査・検査で優れたコンプライアンスが反映されることから、輸出貨物の迅速かつ円滑な船積み及び航空機搭載が可能となり、リードタイムや物流コストの削減が図れる。

同社では、従来からコンプライアンス体制の確立を重視しており、通関管理体制の整備もこの一環として、昨年から名古屋税関と協議を続けてきた。

今回、特定輸出者の承認を機に、自動車部品の輸出などに制度を利用していく。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ニックネームは“赤いコスモ”、50年前に登場した2代目ロータリースポーツ【懐かしのカーカタログ】
  2. 【レンジローバー ヴェラール 新型試乗】ああ、紛うことなくレンジローバーだ…島崎七生人
  3. 狭い道! 制限1.3m、通れる車がなくなった都市計画?…東京都世田谷区
  4. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ…注目ニュースベスト5 2025年上期
  5. 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに日本上陸!…新型車ベスト5 2025年上期
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る