豊田通商、特定輸出者の承認取得

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豊田通商は、特定輸出申告制度に基づいた「特定輸出者」承認を名古屋税関から取得したと発表した。

特定輸出申告制度は、国際的な貿易におけるセキュリティ強化と貿易円滑化を図るため、コンプライアンスに優れた事業者をあらかじめ「特定輸出者」として認定し、保税地域などに貨物を搬入することなく輸出申告し、輸出の許可を受けることが可能となる制度。

認定を受けると保税地域などへの搬入以前に輸出申告が可能となり、船積までのリードタイムの短縮が図れる。また、税関による審査・検査で優れたコンプライアンスが反映されることから、輸出貨物の迅速かつ円滑な船積み及び航空機搭載が可能となり、リードタイムや物流コストの削減が図れる。

同社では、従来からコンプライアンス体制の確立を重視しており、通関管理体制の整備もこの一環として、昨年から名古屋税関と協議を続けてきた。

今回、特定輸出者の承認を機に、自動車部品の輸出などに制度を利用していく。

《レスポンス編集部》

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