東京都のオートバイ整備施策、4月下旬に公表予定

自動車 ビジネス 企業動向
東京都のオートバイ整備施策、4月下旬に公表予定
東京都のオートバイ整備施策、4月下旬に公表予定 全 1 枚 拡大写真

東京都青少年・治安対策本部は、昨年3月から「自動二輪車駐車場整備促進検討会」を発足させ、絶対数が不足するオートバイ駐車場整備について1年間検討してきた。この検討会の結果が4月下旬に公表される予定だ。

この検討会の内容を受けて、これまでほとんど無策だった東京都のオートバイ駐車対策が一歩前進することになる。

この検討会は、駐車対策で複数が関わる東京都の関係局や警視庁に、オートバイ業界団体、駐車場事業者らが参加して、民間活力を利用したオートバイ駐車場拡大の方法を検討してきた。

ただ、当初、公開が基本だったものが、「オートバイ事業者の収益に関わるため」(当時の違法駐車対策担当課長)という理由から最終検討会を含めた2回が非公開となった。関係者の話を総合すると検討会は民間活力を利用した駐車整備事業を育成するニュービジネス育成の側面が色濃く反映されているようだ。

青少年・治安対策課は、この検討会の結果を受けて、今年度さらに特別区などをメンバーに加えて駐車整備施策を実行に移す話し合いをする予定だが、今年3月の行われた最後の検討会後、違法駐車対策担当課長は異動となり、4月上旬を予定した検討会の結果発表は遅れていた。

《中島みなみ》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新型アウディ『Q3』のインテリアを公開、「コラム式シフト」と新デジタルコックピットが目玉に
  2. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  3. 2.5Lエンジンを搭載する『インプレッサ』登場、米2026年モデルに「RS」
  4. シボレー『コルベット』がニュルブルクリンクで「米国メーカー最速ラップ」樹立
  5. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る