神奈川県警は5日、神奈川県横浜市金沢区内の県道で進路を巡る交通トラブルから相手の男性に殴る蹴るの暴行を加え、骨折などの重傷を負わせた37歳の男を傷害の現行犯で逮捕した。追い越しが事件の発端とみられている。
神奈川県警・磯子署によると、事件が起きたのは5日の午前4時10分ごろ。「横浜市金沢区田中付近の県道で、男性同士がトラブルになっている」という内容の通報が警察に寄せられた。
これを受けた同署員が現場に急行。路上に倒れた37歳の男性に殴る蹴るの暴行を加えていた男を確保。傷害の現行犯で逮捕した。被害を受けた37歳の男性は近くの病院に収容されたが、胸部骨折の重傷だったことが後に判明している。
事件の発端は進路を巡る交通トラブルで、逮捕された男は調べに対して「(被害者の)バイクに追い抜かれたことに腹を立てた」などと供述している。警察では被害者側からも事情を聞き、事件の詳しい経緯を調べる方針だ。