【新聞ウォッチ】息切れ企業増加、「危険水域」へジワリ…

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気になるニュース・気になる内幕…今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップ、内幕を分析するマスメディアクルージング。

2008年4月9日付

●日銀人事3度目不同意、民主「渡辺副総裁」にも(読売・1面)

●JFE ブラジルに製鉄所検討(読売・9面)

●算定税率復活なら「期限切れ時より混乱」(読売・8面)

●企業倒産 3年で倍増、07年度、1万1000件超える(読売・8面)

●「骨太2008」議論始まる 道路財源一般化が焦点(朝日・6面)

●三菱の小型旅客機生産、富士重工が参加へ(朝日・11面)

●ホンダ、インドに二輪新工場(朝日・11面)

●悼む / 梁瀬次郎さん、ヤナセ名誉会長、自分を燃えつくす迄 吉田信美(毎日・25面)

●Cクラスワゴン お色直し、メルセデス・ベンツ日本(産経・8面)

●小型商用車事業 日産が北米参入(産経・8面)

●エンジン工場 新ライン稼働、トヨタ、福岡で(日経・13面)

ひとくちコメント

企業の倒産件数が増加している。民間調査機関の東京商工リサーチによると、2007年度の負債額1000万円以上の倒産件数は前年度比7.7%増の1万4366件で、2年連続で増加したという。1万4000件台を突破したのは4年ぶりで、景気減速に伴い倒産件数が増加する傾向が鮮明になってきたという。

きょうの各紙が経済面で取り上げているが、読売、朝日などは帝国データバンクの集計結果を掲載しているため、倒産件数は1万1333件とやや少なめだが、いずれにしても「危険水域」に近づいていることに変わりはない。

業種別では、建築基準法改正の影響を受けた建設業をはじめ、原油や原材料価格の高騰から息切れする製造業やガソリンの値上がりによるコスト高を輸送価格に転嫁しきれず、運輸会社などの採算悪化も際立った。また、「08年度はガソリンスタンドの倒産増加も見込まれる」(朝日)と予想している。

《福田俊之》

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