コスモ石油と日本製紙ケミカル、バイオマスエタノール製造の事業化調査を実施

自動車 ビジネス 企業動向

コスモ石油と日本製紙ケミカルは、亜硫酸パルプ製造工場の日本製紙ケミカルの江津事業所で、バイオマスエタノール製造に関する事業化調査(FS)を実施することで合意したと発表した。

バイオマスエタノール製造は、食糧と競合しない第二世代(草本系や木質系)原料からの製造法の検討が急務とされており、技術課題のひとつとしてセルロースやヘミセルロースからエタノール原料である糖を生成する工程が難しいことが挙げられている。

日本製紙ケミカルの江津事業所では、亜硫酸パルプ製造工程で、エタノール原料となる糖質を含有する黒液が発生する。そこで両社は、第2世代のバイオマスエタノール製造の実用化に向けて、江津事業所で、パルプ製造技術および黒液発酵技術をベースに検討を進めることが現実味のあるステップであるとの認識から、技術課題の精査を含む事業化調査を行うことにした。

今後1年間、国内外の有力な技術を調査し、江津事業所の黒液の性状などを評価するとともに、糖化技術の適用やエタノール発酵の生産性などの事前評価を行う。また、競争力強化に向けた技術課題の明確化を図り、バイオマスエタノール増産の可能性についても検討する。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 1回あたり300円、10分で施工できる凄技コーティング、洗車機との相性も抜群『CCウォーターゴールド』が選ばれる理由PR
  2. 【BMW 5シリーズ 新型試乗】シャシー、運動性能、価格。「523i」は最高のバランスを持つ1台…中村孝仁
  3. トヨタ『カムリ』新型が全車ハイブリッド設定で登場!…土曜ニュースランキング
  4. 話題のマツダ『EZ-6』、詳細スペックを公開! 後輪駆動でBEVは600kmの航続距離に
  5. 日産 キックス 新型のスタイルは「堅牢」と「軽やかさ」を両立[詳細画像]
  6. 三菱『RVR』次期型はEVで登場か!? 15年ぶりフルモデルチェンジはこうなる!
  7. 洗練&堅牢、モデリスタがトヨタ ランドクルーザー250 をカスタム[詳細画像]
  8. ニュルブルクリンクで試験中を捕捉!! トヨタ・スープラの最高峰「GRMN」
  9. 疲れ知らずのドライビング体験!シート交換がもたらす快適性の秘密~カスタムHOW TO~
  10. ホンダ ヴェゼル 改良新型、純正アクセサリーで“自分らしさ”を表現する
ランキングをもっと見る