三井化学、ルーカントの生産能力増強を完了…燃費向上

自動車 ビジネス 企業動向

三井化学は、主に自動車の潤滑油の配合剤として燃費向上や潤滑油長寿命化に貢献するエチレン・αオレフィンオリゴマー「ルーカント」の生産能力を倍増するため建設中だった岩国大竹工場の第2プラントが営業運転を開始したと発表した。

ルーカントは、無色透明・粘稠な液体で、主に自動車の潤滑油の配合剤として同社が独自に開発したユニークな戦略商品だ。製品の活用により潤滑油の粘度を低くして自動車の燃費を向上させ、CO2発生量の削減が図れる。さらに潤滑油の安定性を向上させ長寿命化し、交換頻度を減らして廃油を削減するができる。

同社では、世界的な環境規制の強化を背景に市場の高成長が続いており、製品の安定的な供給能力を確保し、事業の拡大を図るため、生産能力を大幅に増強した。

既存のプラントの生産能力は年間5000トンだったが、岩国大竹工場に第2プラントを建設し、生産能力を年間1万1000トンに引き上げた。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. コンパクトカーやミニバンにも対応! ソフト99の布製タイヤチェーン「モビルシュシュ」普通車サイズを拡充
  2. 『ハイエース』ベースのキャンピングカー「ネクストアーク」、398万円で限定5台販売へ…お台場キャンピングカーフェア2025
  3. “変な”ジャパンモビリティショー2025、失望と希望…海外報道
  4. ヤマハの原付「ジョグ」が新型電動スクーターに変身! ホンダの交換式バッテリー採用、本体のみ販売で15万9500円
  5. トヨタ『ハイラックス』新型に“GRスポーツ”が来るぞ! オフロード性能を強化へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る