丸紅、地球温暖化ガス排出権380万トンを受注

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丸紅は、独立行政法人の新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)による地球温暖化ガス排出権の取得事業の2007年度公募に応募し、このたび排出権合計380万7000トンを受注したと発表した。

NEDOは、2006年度から日本政府の委託を受け排出権取得事業を行っており、今回、同社にとって2006年度公募の受注合計200万トンに続く、継続受注となる。

同社は、中国の肥料工場における一酸化二窒素分解事業、ブラジルのランドフィルにおけるメタン回収・燃焼事業、中国の小水力発電事業、メキシコの代替フロン工場におけるフロン回収・分解事業などの提案を行い、全件採択された。

政府による調達であることから、各案件について、排出権創出の確度、環境への影響、地域住民に対する配慮などを軸に精査した。また、排出権創出の確度を補完するため、同社が保有する排出権ポートフォリオの活用も含んだ検討を行い、排出権の納入に体制を整えた内容としている。

同社は、日本政府、日本企業の排出権需要に対し、安定した排出権供給を実現するため、自社案件開発に加え、海外有力企業との提携を視野にいれた活動も推進しており、これらが評価され、2006年度の政府調達から2年連続の受注を実現できたとしている。

京都議定書第1約束期間が始まり、同社排出権ビジネスに注力する方針だ。

《レスポンス編集部》

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