警察署へ突入した男に猶予判決

自動車 社会 社会

昨年12月、宮崎県延岡市内にある宮崎県警・延岡署の正面玄関にワゴン車を突っ込ませ、ドアなどを破壊したとして建造物損壊罪に問われた22歳の男に対する判決公判が7日、宮崎地裁延岡支部で開かれた。裁判所は被告に対し、執行猶予付きの有罪を命じている。

問題の事件は2007年12月17日未明に発生した。延岡市愛宕町3丁目付近にある延岡署の正面玄関にワゴン車が突入。自動ドアや内壁などを破壊して、署内受付近くまで入りこんだ。負傷者は出なかった。

ワゴン車を運転していた22歳の男は、大音響に驚いて出てきた署員に対して「自分がやった、逮捕されたかった」などと自供。警察はこの男を建造物損壊の現行犯で逮捕。検察も同罪で起訴していた。

7日に開かれた判決公判で、宮崎地裁延岡支部の寺尾亮裁判官は「破壊したドアの修理については、被告が弁償しており、更生も誓っている」として情状の酌量を認め、懲役1年(執行猶予3年)の有罪判決を言い渡している。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
  2. トヨタの大型ピックアップトラックの逆輸入に期待? 新型発表に日本のファンも熱視線
  3. 次期BMW『X5』の車内を激写! メーターパネル廃止、全く新しいパノラミックiDriveディスプレイを搭載
  4. ホンダ『CB1000F SE コンセプト』を世界初披露! カウルが付いてネオレトロ感アップ、MSショーからの変更点もチェック!
  5. 自動車購入の落とし穴! 公取協・公取委の警告から学ぶ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
ランキングをもっと見る