警察署へ突入した男に猶予判決

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昨年12月、宮崎県延岡市内にある宮崎県警・延岡署の正面玄関にワゴン車を突っ込ませ、ドアなどを破壊したとして建造物損壊罪に問われた22歳の男に対する判決公判が7日、宮崎地裁延岡支部で開かれた。裁判所は被告に対し、執行猶予付きの有罪を命じている。

問題の事件は2007年12月17日未明に発生した。延岡市愛宕町3丁目付近にある延岡署の正面玄関にワゴン車が突入。自動ドアや内壁などを破壊して、署内受付近くまで入りこんだ。負傷者は出なかった。

ワゴン車を運転していた22歳の男は、大音響に驚いて出てきた署員に対して「自分がやった、逮捕されたかった」などと自供。警察はこの男を建造物損壊の現行犯で逮捕。検察も同罪で起訴していた。

7日に開かれた判決公判で、宮崎地裁延岡支部の寺尾亮裁判官は「破壊したドアの修理については、被告が弁償しており、更生も誓っている」として情状の酌量を認め、懲役1年(執行猶予3年)の有罪判決を言い渡している。

《石田真一》

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