富士精工の2月期決算…自動車向け工作機械が伸び悩み

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富士精工が発表した2008年2月期の連結決算は、営業利益が前年同期比21.0%減の8億2000万円となり、大幅減益となった。

売上高は同0.9%増の199億2500万円と微増だった。自動車業界のグローバルベースでの生産台数は増加しているものの、専用工作機械の新規設備投資に慎重になっているためだ。

収益面では、短納期品の受注増に伴う労務費の増価、外注加工費の増価、中国子会社の売上原価の高騰などで収益率が悪化した。この結果、経常利益は同9.7%減の11億8200万円、当期純利益が同28.8%減の5億4300万円と減益だった。

2009年2月期の通期連結業績見通しは売上高が同1.6%増の202億4000万円、営業利益が同13.4%増の9億3000万円、経常利益が同5.7%増の12億5000万円、当期純利益が同23.2%増の6億7000万円と増収増益を見込んでいる。

《レスポンス編集部》

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