ディスプレイ08…日立、車載ディスプレイで活路

自動車 ビジネス 企業動向
ディスプレイ08…日立、車載ディスプレイで活路
ディスプレイ08…日立、車載ディスプレイで活路 全 3 枚 拡大写真

「ディスプレイ2008」が16日、東京ビッグサイトで開幕したが、そこで車載ディスプレイに力を入れた展示を行っていたのが日立製作所の子会社、日立ディスプレイズだ。

【画像全3枚】

そのブースには数々の車載ディスプレイが並んでいた。その裏には日立グループの苦しいお家の事情がある。というのも、広視野角を特長とする、自慢の「IPS」方式の液晶テレビが大苦戦をしているからだ。

日立は今年3月、連結最終損益が100億円の黒字から一転して700億円の赤字になると下方修正したが、その大きな原因になったのがほかでもない薄型テレビ事業だった。「うちは民生用の商売が非常に弱い」と日立ディスプレイズ関係者も嘆いており、なんとか車載ディスプレイで活路を見い出したいという思いが強い。

「2012年から販売されるクルマの多くに、日立のディスプレイを搭載していきたい」と同関係者は力を込める。ドイツ車の一部では今年のモデルから搭載されているそうだ。

《山田清志》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. BMWが24車種4万台をリコール…濡れると火災のおそれ
  2. 日産『ティアナ』新型、HUAWEIの最新コックピット搭載で約310万円から…広州モーターショー2025
  3. トヨタ『スープラ』1000台以上をリコール…水が浸入して火災のおそれ
  4. SUBARU公認の結婚指輪、ペアのリングから六連星が浮かび上がる…12月24日発売
  5. 550馬力のマッスルカー『チャージャー スキャットパック』、4ドアの米国受注開始…6万ドル以下で最強のセダンに
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る