GMが元日産重役を重要ポストに

自動車 ビジネス 企業動向
GMが元日産重役を重要ポストに
GMが元日産重役を重要ポストに 全 2 枚 拡大写真

GMは元日産重役のマーク・マクナブ氏を雇用し、同社のプレミアムブランドチャンネルの責任者に抜擢したことを明らかにした。特に販売に関して大きな意思決定権を持つ重要なポストだという。

GMは6月1日から販売ブランドチャンネルを組織化し、(1)シボレー、マクナブ氏が担当することになる、(2)プレミアム=キャデラック/ハマー/サーブ、(3)ビュイック/ポンティアック/GMC、そして(4)サターンの4系統に統合する。

今回の抜擢はGMの北米オペレーションの大改革のひとつで、各チャンネルは、北米副社長で販売、サービス、マーケティング担当のマーク・ラヌーブ氏の監督下におかれる。

それぞれのブランドチャンネルの責任者となるのはエド・ペパー氏(シボレー)、スーザン・ドチャーティ氏(ビュイック/ポンティアック/GMC)、ジル・ライジアック氏(サターン)、マーク・マクナブ氏で、いずれも北米副社長職。チャンネルサポートグループのリーダー役にジム・ブンネル専務取締役が就任する。

しかしビッグ3による日本車メーカー重役の引き抜きはこのところ頻度が増えている。最も話題となったのはクライスラーグループによるトヨタ元北米社長、ジム・プレス氏の引き抜きだが、クライスラーはその後品質管理責任者にやはり元日産重役を抜擢している。

品質、製品開発、販売マーケティングと、ビッグ3が「日本方式」を学ぼうと懸命になっていることの現れなのかも。

《Sachiko Hijikata, US editor》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ホンダ N-BOX など7車種1万2653台リコール…過去の改善措置が不適切
  2. BEVを2年間所有した、“リアルな”ランニングコストを大公開
  3. メルセデスベンツの万能車『ウニモグ』がキャンピングカーに! 数日間の自給自足が可能
  4. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  5. メルセデスの名車「190E エボ2」が復刻! 限定100台の「HWA EVO」にハンコック純正装着
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る