ハナテン、SBIオートファイナンスと提携

自動車 ビジネス 企業動向

ハナテンは、SBIオートファイナンスとカートレードファイナンス(CTF)の取扱いで契約を締結したと発表した。

同社は、関西でオートオークションを運営しているが、会員との取引では多額の売掛金が集中して発生することから、売掛金回収のリスクについて応分の負担をせざるを得ないという課題がある。

一方で、SBIオートファイナンスは、規模の小さな事業者が多い中古自動車販売業界で事業金融を展開するなど豊富な実績を持っており、昨年9月にSBIホールディングスの傘下に入って現社名へ変更して以来、事業をより積極的に展開している。

SBIオートファイナンスは、オートオークション事業者との連携を広げて事業を拡大してきたが、今回ハナテンとCTFの契約を締結した。

CTFは、ハナテンのオートオークションで中古車を落札した会員は1週間以内にハナテンへ落札代金を支払っているが、仮に会員がCTFの利用を申し込むと、SBIオートファイナンスは事前審査を経て与信を付与した会員に代わって落札代金をハナテンに支払う。

これによりハナテンは売掛金の未回収リスクを軽減することができ、会員にとっては落札代金を1週間以内に支払わなくてはならないという制約から緩和され、資金効率の向上が図れる。また、SBIオートファイナンスにとっては、比較的落札単価の高いハナテンオートオークションをSBIオートファイナンスのユーザーとして獲得することができる。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  2. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  3. 日本にはないアバルトの高性能SUV、『パルス アバルト』が大胆イメチェン!
  4. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  5. 【BYD シーライオン7 新型試乗】全幅1925mmの堂々サイズも「心配無用」、快適性はまさに至れり尽くせり…島崎七生人
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
ランキングをもっと見る