東芝、モーター事業を強化へ

自動車 ビジネス 企業動向

東芝と西芝電機は、船舶電機システム分野をはじめとするモーター事業での連携強化を目的に、東芝は西芝への出資比率を引き上げて子会社化することで合意した。

西芝電機が第三者割当による新株式発行、東芝が全額引き受ける。これにより、東芝の西芝電機の出資比率は現行の48.62%から54.46%となる。

今回の増資は、西芝電機の主力事業である船舶用電機システム事業について、設備投資を加速させるため、資本の充実により経営基盤の一層の強化を図るため。これまで両社は資本関係だけでなく、人的・技術的交流を行ってきたが、今後、東芝が西芝電機を連結子会社とすることでさらに連携を強化する。

現在、船舶市場はアジアを中心に年率10%以上の成長が見込まれており、船舶用電機システム事業についても市場拡大が期待されている。

西芝電機は船舶用電機システム分野での高成長・高収益を目的として、東芝と共通するモーター事業について連携を強化する。東芝は事業の選択と集中の一つとして、西芝電機を連結子会社にすることで、グローバル市場での電力流通・産業システム事業の拡大に結びつける戦略だ。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ハイエースの牙城を崩すか、個性的デザインの「EVバン」が日本上陸…キア『PV5』発売は2026年春
  2. ダイハツがブランド総合で首位、『ロッキー』が小型SUV部門を制す…JDパワーの新車初期品質調査
  3. スズキが新型「軽EV」を世界初公開へ、2026年度内に量産化、軽商用EVも…ジャパンモビリティショー2025
  4. Z32ファン感涙、レトロ感あふれる『フェアレディZ』が話題…9月の新型車記事ベスト5
  5. スバル『フォレスター』試乗して分かった日本車に対する本音とは…9月の試乗記ベスト5
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る