東芝、モーター事業を強化へ

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東芝と西芝電機は、船舶電機システム分野をはじめとするモーター事業での連携強化を目的に、東芝は西芝への出資比率を引き上げて子会社化することで合意した。

西芝電機が第三者割当による新株式発行、東芝が全額引き受ける。これにより、東芝の西芝電機の出資比率は現行の48.62%から54.46%となる。

今回の増資は、西芝電機の主力事業である船舶用電機システム事業について、設備投資を加速させるため、資本の充実により経営基盤の一層の強化を図るため。これまで両社は資本関係だけでなく、人的・技術的交流を行ってきたが、今後、東芝が西芝電機を連結子会社とすることでさらに連携を強化する。

現在、船舶市場はアジアを中心に年率10%以上の成長が見込まれており、船舶用電機システム事業についても市場拡大が期待されている。

西芝電機は船舶用電機システム分野での高成長・高収益を目的として、東芝と共通するモーター事業について連携を強化する。東芝は事業の選択と集中の一つとして、西芝電機を連結子会社にすることで、グローバル市場での電力流通・産業システム事業の拡大に結びつける戦略だ。

《レスポンス編集部》

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