新日石、メキシコ湾で天然ガスを発見

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新日石、メキシコ湾で天然ガスを発見
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新日本石油は、石油開発部門である新日本石油開発が100%出資する米国法人ニッポン・オイル・エクスプロレーションU.S.A.(NOEX USA)が、権益保有者兼オペレーター(操業主体)として試掘していた米国メキシコ湾のWest Cameron 552(WC552)鉱区で、商業化可能な量のガス層を発見したと発表した。

今回、試掘に成功したWC552鉱区は、ルイジアナ州の沖合約180km、水深約60mに位置する。NOEX USAは同鉱区権益の80%を保有しており、同鉱区のオペレーターとして昨年12月に試掘井を開坑した。その後、深度約4600mまで掘削を進めた結果、天然ガス層を発見、現在、早期の生産開始に向けて開発計画を準備している。今後の掘削結果次第では更なる埋蔵量の増加も期待されると、している。

同社グループではNOEX USAを1989年に設立以来、テキサス州ヒューストンを拠点として米国メキシコ湾湾岸地域を中心とした石油・天然ガスの探鉱・開発事業を推進してきた。

昨年5月には米国独立系大手石油開発会社であるアナダルコ社からメキシコ湾深海部で生産中のK2油田権益の一部を買収したほか、昨年7月には米国メキシコ湾のSouth Marsh Island 44(SM44)鉱区の試掘で、2つの油・ガス層を発見し、12月から天然ガス、コンデンセートの生産を開始している。現在、同社は米国の38の生産油・ガス田を保有しており、うち18の油・ガス田ではオペレーターとして自ら操業している。

同社グループは、生産中の油・ガス田が多く、かつ今後の探鉱、開発余地も大きい米国メキシコ湾を、石油・天然ガス開発における重点地域の一つと位置付けており、今後も埋蔵量が豊富な同地域での事業を拡充するとともに、その他のアジア、オセアニアおよび北海などの重点地域でも積極的に事業を展開していく方針だ。

《レスポンス編集部》

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