田中精密3月期連結決算…減収減益 主力部品の量産開始遅れで

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田中精密工業が発表した2008年3月期連結決算は、営業利益が前年同期比30.9%減の20億3100万円と大幅減益だった。

売上高は同7.5%減の452億5900万円と減収だった。日・米・タイ3極でのアルミロッカーアームの増加や4輪ミッション部品は増加したものの、主力製品であるエンジン部品ロッカーアーム新規立上げ機種の素材変更に伴う量産開始時期の遅れやモデルチェンジに伴う米国向け鉄製ロッカーアームの減少により減収となった。

収益でも新規立上げ機種の量産安定化に向けた労務費・操業費の増加などで経常利益は同31.1%減の21億3600万円、当期純利益が同33.1%減の10億100万円と大幅減益だった。

2009年3月連結決算業績見通しは売上高が同2.2%減の442億6000万円、営業利益が同34.0%減の13億4000万円、経常利益が同42.4%減の12億3000万円、当期純利益が同31.1%減の6億9000万円と減収減益となる見通し。

《レスポンス編集部》

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