【新聞ウォッチ】“転職の女王”林文子さん、日産自動車の執行役員

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気になるニュース・気になる内幕…今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップ、内幕を分析するマスメディアクルージング。

2008年4月24日付

●車大手4社 生産最高(読売・8面)

●トヨタ販売台数GMをリード(読売・8面)

●いすゞがトヨタ・日野と提携強化へ(読売・8面)

●道路財源協議、一般財源化も平行線(朝日・4面)

●「トップセールス」復帰、ダイエー元会長林さん、日産執行役員に(朝日・11面)

●日野、ロシアに販売会社設立(朝日・11面)

●新興国好調日米で苦戦、自動車8社昨年度生産・販売実績(毎日・11面)

●ガソリン安いうちに 客殺到、GWパニック?(産経・9面)

●ことしの新入社員、「定年まで」33.4%(東京・9面)

●日本板硝子、新社長、買収した英社から、グローバル経営加速、役員の半数が外国人に(日経・1面)

ひとくちコメント

大手スーパーのダイエー元会長兼CEOの林文子さんが、今度は日産自動車の執行役員に就任するという。きょうの朝日が報じている。
 
カルロス・ゴーン社長が「国内販売テコ入れのため、自動車の飛び込み訪問で実績を残し、外国車販売会社ビー・エム・ダブリュー東京販売社長まで務めた林さんに白羽の矢を立てた」(朝日)そうだ。
 
林さんは1946年生まれの61歳。都立青山高等学校卒業後、東洋レーヨン(現:東レ)、松下電器産業、立石電機(現:オムロン)に勤務。その後、ホンダの販売店に入社し、当時としては珍しい女性セールスとなり、入社翌月よりトップセールスの実績をあげた辣腕。

87年BMWの正規ディーラーであるBMW東京に入社。99年からはフォルクスワーゲン東京の社長に就任、アウディ東京の代表も兼務。さらに、ビー・エム・ダブリュー東京社長を経て05年4月に経営再建中のダイエーに移り、会長兼最高経営責任者(CEO)に就任。07年5月から取締役副会長を務め、ことし3月に副会長を退任し、次の転職先が注目されていた。

それにしても、経歴からカウントできる転職先が9社という異例の渡り鳥人生。機会があれば林さんの年金通帳記録を是非拝見したいものである。

《福田俊之》

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