日野3月期決算…増収増益 売上高が過去最高、6.3%増の1兆3686億円

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日野自動車が発表した2008年3月期連結決算は、当期純利益が前年同期比10.6%増の221億円となり、大幅増益。売上高は同6.3%増の1兆3686億円と過去最高となった。

国内売上台数は需要減少で普通トラック、小型トラック、バスの合計で同10.9%減の4万6000台と2ケタのマイナスとなった。一方で、海外販売は、アジア、中南米、中近東地域で需要が増加したことなどから、同29.4%増の6万6000台と過去最高となった。

また、トヨタ自動車からの受託生産車は同1.1%減の20万1000台だったものの、米国で新型車の足回り部品を受注するなど、好調に推移した。

営業利益は、原材料高騰などの影響があったものの、販売増や原価低減の効果があり、同25.0%増の458億円と過去最高となった。経常利益は同11.4%増の410億円だった。

2009年3月期通期連結業績見通しは、引き続き海外での販売増を見込んでおり、売上高は同3.8%増の1兆4200億円となる見通し。収益は、為替差損なども影響し、営業利益が同0.2%増の460億円とほぼ横ばい、経常利益は同2.4%増の420億円、当期純利益が同0.8%減の220億円となる見通し。

《レスポンス編集部》

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