【新聞ウォッチ】鈴木修会長「人材不足は30年前のツケ」と猛反省

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気になるニュース・気になる内幕…今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップ、内幕を分析するマスメディアクルージング。

2008年4月25日付

●暫定税率来月1日復活(読売・2面)

●トヨタ、大政奉還着々(読売・8面)

●元ダイエー・林氏、日産の執行役員に(読売・8面)

●スズキ・ダイハツ久々の減益予想(朝日・13面)

●暫定税率復活、ガソリン160円台もGW明け原油高を反映(毎日・1面)

●日野自動車社長に白井氏が昇格(毎日・10面)

●ルマン24時間、絶対完走だ 東海大チーム「TOP03」(毎日・20面)

●米フォード3四半期ぶり黒字(東京・9面)

●日野自、今期純利益1%減 220億円(日経・17面)

ひとくちコメント

ダイハツ工業を皮切りに、スズキ、日野自動車などと自動車業界の08年3月期決算発表が始まった。きょうの各紙にも「スズキ・ダイハツ久々の減益予想」(朝日)など、決算関連の記事を取り上げている。

そんな中、毎回、決算会見に顔を見せては“独演”を展開するのがスズキの鈴木修会長。きのうも60分間、記者の質問にほぼひとりで答えていたが、業容の急拡大にもかかわらず、人材が不足している現状については「30年前の経営難の時に大卒者の採用を4~5年間中止していたことが今になって影響している」と語っていた。

スズキではとくに50歳代の技術者系の幹部社員が極端に不足気味。「誰でも採ればいいというわけではないが、企業は不況の時でも新卒者を定期採用していかないと後々痛い目にあう」と指摘。

“後期高齢者”とは思わせないほどの元気ぶりで経営を舵取りする鈴木会長ならではの反省の弁である。

《福田俊之》

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