追突の弾みで線路脇に転落、さらに特急と接触

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25日、愛媛県今治市内の国道を走行していた乗用車が前走する普通トラックに衝突、弾みで路外に逸脱し、JR予讃線の線路脇に転落した。乗用車は直後に通過した上り特急列車と接触した。乗用車に乗っていた2人は接触直前に車外に脱出。ケガはなかった。

愛媛県警・今治署によると、事故が起きたのは25日の午前10時40分ごろ。今治市菊間町種付近の国道196号を走行していた乗用車が、前走していた普通トラックに追突。その弾みで路外に逸脱し、道路と並行するJR予讃線の線路脇に転落した。

直後に現場付近を通過した上り特急列車(松山発/岡山・高松行き、8両編成)が乗用車と接触。乗用車は中破したが、乗っていた2人は接触直前に車外へ脱出したためにケガはなく、列車の乗客乗員約140名も無事だった。

警察では過失往来危険などの容疑で乗用車の運転者から事情を聞いているが、漫然運転の可能性が高いという。この事故の影響でJR予讃線は松山 - 今治駅間が約2時間ストップ。上下16本の列車が運休し、同8本にも遅れが生じるなど、約2000人の足に影響が出たという。

《石田真一》

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