関東自動車工業が発表した2008年3月期の連結決算は、売上高は同11.5%増の7997億600万円と過去最高。純利益が同26.5%増の99億3000万円だった。
期中の自動車生産台数は同10.6%増の57万7158台と過去最高となり、昨年から生産開始したトヨタ『カローラルミオン』、サイオン『xB』、輸出用トヨタ『カローラセダン』の増産が寄与した。
自動車生産台数の増価やグループ挙げての原価低減効果で、営業利益は前年同期比13.0%増の167億200万円、経常利益は同20.0%増の168億6200万円と、ともに過去最高。
2009年3月期連結業績見通しは、自動車生産台数が前期よりも3万7000台減少する見通しなどから、売上高が同8.1%減の7350億円、営業利益が同17.4%減の138億円、経常利益が同17.0%減の140億円、当期純利益が同16.4%減の83億円と減収減益の見通し。