出光興産は、5月1日から15日出荷分の石油製品卸価格を前月に比べて1リットル当たり7円値上げすると発表した。
同社が卸価格改定の指標としているドバイ、オマーン原油が大幅に高騰し、原油調達、精製コストが急激に上昇したためと、している。
また、ガソリンの暫定税率の復活で製油所、油槽所の出荷分とも全国一律で暫定税率を適用し、卸価格の値上げに加えて1リッター当たり25.1円を上乗せするとしており、卸価格は合計で32円の値上げとなる。このため、レギュラーガソリンの小売価格は1リッター当たり160円台に突入するのは確実な情勢。