【SUPER GT 第3戦】GT-Rの3連勝なるか!?

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SUPER GT(スーパーGT)の第3戦「FUJI GT 500km RACE」が3・4日、富士スピードウェイで開催される。GT500クラスの注目は、日産『GT-R』勢の3戦連続1-2フィニッシュを達成するか否か。

特に、NISMOのエース23号車「XANAVI NISUMO GT-R」(本山哲/ブノワ・トレルイエ)は、3連勝がかかっている。SUPER GTはウェイトハンデ制を採用していることから、3連勝は奇跡にも等しい。

GT-R勢は性能調整を受けることになり、第2戦時の50kgに30kgをプラスして、全車80kgを積むことになった。23号車には第1戦から比較して、性能調整80kg+優勝50kg×2+第1戦予選2位5kg+第2戦予選1位10kg=195kgもの重量増となっている。GT-Rは公称車両重量が1100kgなので、公称出力500psとした場合のパワーウェイトレシオが2.2から2.59に。もはや別の車両といえる状況だ。

もし3連勝だったら、今年は23号車の制覇で決まりではないだろうか。得点は46点で、2位の36号車「PETRONAS TOM'S SC430」(脇阪寿一/アンドレ・ロッテラー)には27点差をつけている。また、そのほかのGT-Rは性能調整の80kgに加えてのウェイトハンデは0 - 30kgだ。

第1戦、第2戦であまり目立たなかった『SC430』勢だが、富士はホームコース。SC430勢は、3台が性能引き上げ措置で25kgから50kgのウェイト減を行われており、上位に来るチームがあるはずだ。『NSX』勢は苦戦しそうな雰囲気だが、昨年も最終戦で勝利しており、決して苦手なコースではない。こちらも2台が性能引き上げ措置でウェイトが25kg減となっており、富士は3メーカーがしのぎを削る気配だ。

GT300クラスでは、レクサス『IS350』がいよいよ参戦。RACING PROJECT BANDOHの19号車「ウェッズスポーツIS350」(織戸学/阿部翼)と、TEAM TAKEUCHI with SHIFTの52号車「GREEN TEC KUMHO IS350」(黒澤琢弥/井口卓人)となっている。

当日券は、決勝日が大人6000円。保護者同伴に限り、中学生以下は無料となっている。

《デイビー日高》

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