昭和シェル石油は、昨年に続き財団法人オイスカが主催する「富士山の森づくりプロジェクト」に参画し、富士山麓の森林を再生し、美しい森にする取り組みを支援すると発表した。
プロジェクトは、2002年にシラベの単一樹種の人工林において病虫害による大規模な被害があった県有林、山梨県鳴沢村富士山地内の対象地で、山梨県の協力のもと、オイスカ、その他企業との協働による植栽を行い、美しい森づくりを行うもの。
同社は、昨年植栽を行った木々の育成状況を確認し、新たに約1ヘクターの土地に植栽するとともに、5年間森林の育成管理を支援する。
今年度は、6月7日に社内で募集した植栽ボランティア140人が、富士山に自生している多様な樹種の苗木1000本を植栽し、自然林に近い森づくりを目指す。同社では今後もこうした活動を通じて、環境問題に積極的に取り組んでいくとしている。