三菱ふそうトラック・バスは8日、普通貨物『ふそう』のエンジンリヤマウントに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのは、2000年6月9日 - 2004年5月13日に製作された6台。
エンジンリヤマウントの座面加工が不適切なため、マウントの締付ボルトが緩み、ボルトが脱落してエンジン搭載位置がずれ、走行不能となるおそれがある。
全車両、ボルトの締め付け状態を点検し、規定トルク値内の場合は指定トルク値で締め付け、規定トルク値以下の場合はマウントとボルトを新品と交換する。同時にフライホイールハウジングのボルトねじ穴を点検し、損傷がある場合はフライホイールハウジングを交換する。
不具合発生はなく、社内情報でわかった。事故は起きていない。昨年5月にリコールしたものだが、今回対象車両を追加した。