ヤマハ、モジュラーマウンターの新製品開発

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ヤマハ発動機の社内カンパニー、IMカンパニーは、異形部品への対応力の高いモジュラーマウンター「YS88」を開発し、6月30日から発売すると発表した。

YS88は、マイコン制御の電動式テープフィーダーの採用でインテリジェンス機能を向上、従来機種「YG88」をベースに開発し、3基の搭載ヘッドによる大型部品・背高部品の高速搭載と、チップ部品で±50ミクロン、QFPで±30ミクロンの搭載絶対精度を実現したほか、コネクタなどの圧入・組立用途にも効果を発揮する「簡易荷重制御ヘッド」を装備可能だ。

さらに、チップ部品の供給にマイコン制御の電動式テープフィーダー「SSフィーダー」を採用することで、インテリジェンス機能の充実と、本体内蔵式のテープカッターへの対応を可能とした。

これにより、小型高速モジュラーマウンター「YS12」との組み合わせで、SSフィーダー対応の実装ラインの構築が可能となり、生産の効率化や、品質向上、各種データの保管・管理が充実できるとしている。

YS88は、6月11日から13日まで東京ビッグサイト(東京都江東区有明)で開催されるエレクトロニクス実装技術関連の展示会「第10回実装プロセステクノロジー展」に出展する。

《レスポンス編集部》

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