愛三工業、自動車部品の生産子会社を熊本県に新設

自動車 ビジネス 企業動向

愛三工業は、熊本県にキャニスタなど自動車部品を生産する新会社「愛三熊本」を設立すると発表した。

熊本県玉名市に工場を建設し、2010年1月から生産を開始する予定で、2012年までに10億円を投資し、2012年度に約50億円の売上を見込んでいる。

今回の新会社設立は、トヨタ自動車九州をはじめとする九州の自動車メーカー各社の生産規模拡大に対応して、顧客の近くで生産し、顧客の要望に迅速に対応するとともに、輸送などの物流コストを削減するのが狙いだ。

また、生産の一部を新会社に移管し、既存工場の生産スペースに一定の余裕を持たせることで、生産性向上と将来の基盤強化に向けて、既存工場の再編を進める。さらに、人材の確保と、愛知県での一極集中生産リスクを回避する狙いもある。

新会社は愛三工業が100%出資する。資本金は4億9000万円。キャニスタやフュ—エルポンプモジュールなどを生産する。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. スバル『アウトバック』新型、約515万円から…年内米国発売へ
  2. 「一度でいいから拝んでみたい」33台が完売のアルファロメオ、購入者の1人がF1ドライバーであることも話題に
  3. 【三菱 デリカミニ 新型】日本のアニメ文化も取り入れた新「ウルルン顔」は可愛いだけじゃない
  4. 日産『GT-R』生産終了、4万8000台を製造し18年の歴史に幕…次期型に知見継承へ
  5. 下請法が「取適法」に…2026年1月施行の改正ポイントは?
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る