丸順、国内の生産体制を再編へ

自動車 ビジネス 企業動向

丸順は、国内の生産体制を再編すると発表した。

現在、同社の主要事業である自動車用プレス成形部品を生産する工場は浅西工場(大垣市)、上石津工場(同)、養老工場(同)、鈴鹿工場(三重県鈴鹿市)に分散している。主力となる浅西工場は築30年が経過し老朽化が進んでいるほか、業容の拡大に伴いスペース的にも手狭となっている。

各工場にはそれぞれプレス、溶接などの加工工程があり、仕掛品の運搬費用や重複要員などコスト面の負担も増えている。今後、グローバル展開を図る上で、日本のマザー工場の役割が重要となり、既存の金型部門の技術ノウハウを量産に反映させることで品質面で競争力に優れた工場の構築が緊急課題となっている。

このため、金型工場と3000tトランスファープレスなどの主要設備を持つ上石津工場を増設し、部品生産を段階的に効率的な設備配置をすることで、品質、コスト両面で競争力の向上を図る方針だ。

《レスポンス編集部》

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