丸順、国内の生産体制を再編へ

自動車 ビジネス 企業動向

丸順は、国内の生産体制を再編すると発表した。

現在、同社の主要事業である自動車用プレス成形部品を生産する工場は浅西工場(大垣市)、上石津工場(同)、養老工場(同)、鈴鹿工場(三重県鈴鹿市)に分散している。主力となる浅西工場は築30年が経過し老朽化が進んでいるほか、業容の拡大に伴いスペース的にも手狭となっている。

各工場にはそれぞれプレス、溶接などの加工工程があり、仕掛品の運搬費用や重複要員などコスト面の負担も増えている。今後、グローバル展開を図る上で、日本のマザー工場の役割が重要となり、既存の金型部門の技術ノウハウを量産に反映させることで品質面で競争力に優れた工場の構築が緊急課題となっている。

このため、金型工場と3000tトランスファープレスなどの主要設備を持つ上石津工場を増設し、部品生産を段階的に効率的な設備配置をすることで、品質、コスト両面で競争力の向上を図る方針だ。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『プリウスPHEV』、黒が冴える「ナイトシェード」設定
  2. ホンダ株主総会で三部社長「完全否定ではない」日産との経営統合に“未練”[新聞ウォッチ]
  3. トヨタの顧客は1億5000万台…バリューチェーンで財務基盤強化
  4. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  5. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  3. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  4. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る