【人とくるまのテクノロジー展08】スバル、ボクサーディーゼルなど出展

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【人とくるまのテクノロジー展08】スバル、ボクサーディーゼルなど出展
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富士重工業は、5月21日から横浜で開催される「人とくるまのテクノロジー展2008」に、最新のステレオカメラ技術によって衝突被害を軽減する運転支援システム「EyeSight」や、乗用車用として世界初となる「スバルボクサーディーゼル」などを出展すると発表した。

EyeSightは、新開発3D画像処理エンジンを搭載した新型ステレオカメラを用いたプリクラッシュセーフティシステムで、歩行者、自転車などの存在を感知して運転者に警告する。世界で初めてステレオカメラのみでの「プリクラッシュブレーキ」、「AT誤発進抑制制御」などの予防安全機能や、「全車速追従機能付クルーズコントロール」による運転負荷軽減機能を備える。

会場では、5月8日に発売したEyeSight搭載車両を展示する。

ボクサーディーゼルは、今年3月に欧州に投入したディーゼルエンジンで、剛性が高い水平対向エンジンのメリットを生かし、アルミ合金製のシリンダーブロックの採用とともに、同排気量の水平対向ガソリンエンジン同等のエンジン全幅としながら全長は61.3mm短縮し、クラストップレベルの軽量&コンパクトな設計を実現した。

左右のピストンが互いの慣性を打ち消し合う独自レイアウトがバランサーシャフトを用いることなくスムーズな回転バランスを生み出し、低振動で高い静粛性を実現する。さらに、慣性やフリクションの少ないアクセルレスポンスによってスポーティディーゼルらしい滑らかに吹けあがるエンジン特性を持つ。

会場では、特長について、エンジン本体の展示に加えてCG動画により分かりやすく解説する。

このほか現在、東京電力と共同開発を進めている電気自動車『R1e』や、次世代電気自動車用モータ・インバータ、移動体通信網などを活用して車両状態を遠隔サポートする「スバル・ユーザ・コミュニケーション・システム」など、電気自動車の実用性や今後の可能性をさらに広げる先進技術を紹介する。

主催者による「四輪/二輪レーシングマシンコーナー」には『インプレッサ』をベースにWRカーのイメージを表現したデザインモデルである「WRCコンセプト」を展示する。

《レスポンス編集部》

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