丸紅など3社、中国深センの鉄道システムなど受注

自動車 ビジネス 企業動向

丸紅は、中国の湘潭電機、韓国の現代ロテム社との3社コンソーシアムで、中国深セン市地下鉄3号線向け電車144両用電気駆動システムと空気ブレーキシステムの納入契約を深セン市で調印したと発表した。

深セン市は急速な産業発展、人口増加に伴い輸送力増強が急務となっているのに加え、2011年にユニバーシアードが開催されることから都市交通インフラ基盤の整備が進められている。

深セン地下鉄3号線は深セン市街区の南部から東北方向に延びる約32キロの路線で、深セン市内の旅客輸送力増強に寄与することが見込まれている。

また、中国市場で日本、韓国、中国の3か国の企業による鉄道システムの共同受注は初めてのケースで、このコンソーシアムの技術力、価格、国産化に関わる提案が評価された画期的なプロジェクトとなっている。

コンソーシアムにより提供されるシステムは、長春軌道客車(中国)が製造する車両に搭載、深セン地下鉄3号線の営業運転に投入される。

今後、中国国内の約30都市で計画されている都市交通案件でも3社企業連合は受注を目指す。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタの最高峰、新型センチュリーは2ドアに、レクサス『LS』は6輪ミニバンに大変身…ブランド新戦略発表
  2. 新型センチュリークーペ、6輪のレクサス『LS』、次期カローラにミゼットも…トヨタが「ジャパンモビリティショー2025」出展車両を公開
  3. マツダ、クーペコンセプトと新型『CX-5』初公開へ…ジャパンモビリティショー2025
  4. ホンダ『CR-V』にハイブリッド、日本発売に先駆けプロトタイプ公開へ…ジャパンモビリティショー2025
  5. レクサス『IS』改良新型、新フェイスの実車を初公開…米国仕様は「F SPORT」のみ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る